---古キョン万歳!--- 十五夜ですね。 忍者ブログ
 まずるっっ

   ---でぃすぶろぐ---
     涼////////二次創作ブログ。
     古キョンに萌えすぎた管理人の萌の掃き溜め。
     管理人雑食につき普通にBLケモ耳にょたショタ鬼畜少女漫画(基本ぬるめ)が飛び出します(予定)
     そういったものが苦手な方、嫌悪感を催す方は手遅れになる前にぶらうざばっくぷりーず。

-----------お知らせです-----------
※HP(と言う名の倉庫)作りました。≫本館サイト
※リンク等は変更してくださると嬉しいですが、正直そのままでもなんら問題は有りません。
※こちらから貼らせていただいているリンクは全て本館の方に貼り直させていただきました。これからもよろしくお願いします^^


     ばっちOKという方は頑張ってスクロールどぞ。
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       キャラソンジャケット古泉の可愛さは異常。レフ板古泉の可愛さも異常。   
       管理人は古泉>>>>><<キョンで古キョンな二人が大好物です^q^       ページ更新→更新


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今年は今日が十五夜だったそうですね。さっき知った…^q^
あう。十五夜って言えば月見で餅つきでうさぎじゃないですか。
ああ、以前から十五夜にはうさ耳絵投下しようと心に決めていたのに、…っ間に合わねぇっ…!!
うわぁ、とてもくやしい…!!!
明日にでも投下してや、る よ!!
 
 --------
追記に絵描きの書いた古キョンSSがありま す よ。
挿絵が描きたい!と書き始めたものなのに、いざ書きあがってみると描きたかったシーンが入らなかったというなんともなものに…うええええ
多分またリベンジします。
今日日記絵描けなかったしもったいないので追記においときます^q^貧乏性!!


--------以下追記--------

ああ、麺類好き。好き。超好き。
うどんそばラーメンスパゲッティ。
あああ、食べたい。食べたい。

ってふと思ったんだけど多分今家に麺類無いから妄想でお腹膨らませることにしてみた^q^


--------以下追記の追記--------

無理だ!!ああん!!麺類食べたい!!

 ------------------



「知ってました?僕、あなたの事が好きなんです。もちろん、性的な好意を含む意味で」



  【勝てない勝負】


そいつが、いつものニヤケ面でそう言ってきた時は何の冗談かと思ったね。
とりあえず、笑えないぞとだけ返しておこうか。
「…そんな盛大に嫌そうな顔しないでくださいよ」
ちょっと傷付きます。
そう言って、何時もの能面スマイルで笑う、その顔のどこが傷付いてるんだと言ってやりたいね。
傷付いたと言うのなら、それなりの表情をしてみせろ。
「そうしたら、イチミクロン程の同情をしてやらんことも無い」
「ふふっこれは手厳しい。まぁ、そういう反応が返って来るだろうと予想はしていましたけどね」
肩を竦めるオーバーリアクションに、いつものスマイルそのまま、そいつはオセロの駒を一つ、盤上にぱちんと音を立てて置いた。


「……賭けを、しませんか?」

盤上の駒がくるり、と3枚裏返る。
「……内容によるな」
本当に、いつまで経っても上達しないやつだ。
そこに置いた所で、次のターンには今ひっくり反った数の倍は俺の方に寝返ってくれるということに、何故気付かないのかね。

さっきの駒はいつでも取れるな。だったら、先にさっさと角をいただいちまおうじゃないか。
「なに、賭け自体の内容は至って簡単なものですよ。勝っても負けても、あなたには何のデメリットもありません」
右上の角が白くなり、それに伴って、盤上から黒が2枚姿を消した。
「話してみろ」

「…もし、この勝負に僕が勝ったら」
ぱちん。既に白く染まりつつある盤面の中を、縫うようにして2枚が黒く色付いた。
ああなるほど、今度はそこに置いたのか。そんな所にスペースがあったとは気付かなかったな。
でも、残念だったな。そこに置いた所でこの勝負の勝敗には、特に何の影響もなさそうだぞ。
さっき古泉が裏返した3枚を含む8枚を、容赦なく裏返していく。おいおい、さっき見た時よりもひっくり返る枚数増えてんじゃないか。
何やってんだこいつは。
内心呆れつつ、黒い駒を白く変える作業に専念する。
…流石に8枚も裏返すのは面倒臭いな。くそっお前も見てないで手伝えよ。

「…さっき、僕が言った言葉を、冗談ではなく、真実の言葉として受け止めてはくれませんか?」


「……は?」

間抜けな声が出た。

「…さっき言った言葉ってのは何のことだ?」
申し訳程度に頭を働かしてみたが、何の事だかさっぱり思いだせん。さっき何か言ったか?
「ええ、ですから僕が―――あなたに対して、性的な意味での好意を持っている―――と、そう言った事です」
何を言い出すのかと思えば、何だ?その話題はもう終わったんじゃ無かったのか、いつまでそのネタで引っ張る気なんだ、こいつは…
「……っ」
文句の一つでも言ってやろうかと、盤上に固定していた視線を上げて前を見た。
――――正直、見なけりゃ良かったって後悔したよ。

…おい、何だその顔は。何でそんな顔してるんだよ、お前、今自分がどんな顔してるか、わかっててやってるのか?いつもの固定された表情は、どこに行ったんだよ。それは、そんなのは……反則だろう?

そんな顔するんじゃねえよ。そんな表情されたら、冗談だろ?って―――――流す事も、できなくなるじゃないか。

「…お前」
「ああ、もうすぐ決着が着きますね」
俺が口を開きかけた所で、そいつは盤面を指し示す。
「あっ…?」
つられて、俺はまた視線を下に落とした。確かに、机の上の小さな戦場は、既に半分以上が白く埋め尽くすされており、残った緑のスペースもあと僅かだ。

因みに、その全てに黒の駒を置いた所で、白の勝ちは揺るがないだろう。


あえて今回の勝負、俺がどっちの色だったのかってのは説明しないでおくとして。

……そういえば、俺が勝った場合の事を聞いていなかったのだが…さて、この場合どうすれば良いんだろうね。
溜め息をついて窓の外に視線をやる。
外はもう真っ赤な夕焼けに染まっていて、その明かりは二人しかいない静かな部室を、目に煩い位に紅く照らし出していた。

「…で、俺が勝った場合、今の話の真偽はどうなるって?」
窓の外を眺めたまま、問い掛ける。
「…そうですね…あなたなりの解釈で、御自由に受け取って下さって構いませんよ」
顔を見なくてもわかるさ。
こいつはきっと、何時もの胡散臭い笑みを貼付けたまま、そんな事をのたまったのだろう。

…結局俺は、今回の勝負、古泉のやつに完敗してしまったって事なんだろうか。

…全く……忌ま忌ましいったらないね。




----気付いてしまったものは、もう、引き返せ無い。----


---END---



告白古泉と鈍キョン。勝ち負けなんてどうでもよくて、ただ自分の気持ちに気付いて欲しかった古泉と気付いてしまったキョン。
無自覚両思いな話。
ぐっ色々反省点が絶えません。お粗末様でした^^;
…っていうか次こそ挿絵…!!!(何かもう当初の目的から外れてきた…)


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割と飽きることの無い私はこの背景でまた半年から一年くらい持たせられたら い い な とか思ってます よ!(にこっ

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